牛嶋神社の続きです。
こちらには「撫で牛」という黒雄和牛の神様が祀られています。
前日お会いしたご婦人からお聞きしました。
自分の体の悪い部分を撫でて、お牛様も同じ部位を撫でると治して下さるのだそうです。
ただ、あまり難しいお願いをすると、困った顔をされるとかで・・・。
いつも表情が違うのだそうです^^
「赤い前掛けは奉納し、それを生まれた子供に掛けると健康に育つそうです。」と、
やって来た人力車のお兄さんがお客さんに説明されていました。
真っ先に頭をナデナデさせて頂きました。
(これで少しは良くなるでしょう(笑))
人々を助けてくださっているお牛様に感謝のワークをさせて頂きました。
凄い光が出て来て、とてもパワフルな神様です。
精霊が何体か傍にいました。
優しいながらも厳格さを持ち合わせ、「陰」と「陽」を感じさせました。
そもそも自分を大事にしていれば、それほど病気には罹らないものなのだと、仰っているようでしたが、私には牛神様が、人々の身代わりをされているようにも見えました。
牛頭天王と関係があるスサノオが「牛」をお祀りされているのだと思ったのですが、それは後で調べたところ、由緒でそのようなお話しが伝承されていました。ただそれ以外にこの辺りに「牛鬼」という逸話もあるのです。
<牛鬼のお話し>
1251年、隅田川から現れた牛鬼のような妖怪が出没し、「浅草寺」の僧侶たち24人が病に侵され、7人が死亡。牛鬼は近くの「牛嶋神社」に飛び込み、「牛玉」という玉を残した。その牛鬼は神として祀られ、この牛玉は神社の社宝となったという。 |
この伝承は話の途中が抜けているような・・・。牛頭天王伝説と似ているところがあります。
※牛頭天王と牛に纏わる由緒は下記に記載。
またまたお気に入りのパワースポットが増えてしまいました(*^ー^*)
素晴らしい神社だったので、翌日早速来訪。
ラッキーな事にちょうど結婚式が始まりました!
小梅稲荷は昨日のような衝撃的な事は起きませんでしたが、それでも若干宙に浮くような感覚はありました。
2年に1度の丑の年に、焼き物の牛のお守りが作られ、多くの人が買い求められるそうです。丑年は再来年ですね。
鳥居の外は墨田公園で緑が美しく癒されます。
東側にはお牛の包丁塚が祀られています。墨田公園内にある神社なので、正門を出ると水と緑の空間が広がっており寛げます。
<御朱印>
※混んでいる時は判子になるそうです。
<御祭神>
須佐之男命(スサノオノミコト)
天之穂日命(アメノホヒノミコト)
天照大御神と須佐之男命が誓約をしたときに生まれた五男三女神の一柱。天照大御神の右のみずらに巻いた勾玉から成った。
貞辰親王命(サダトキシンノウノミコト)
平安時代前期から中期にかけての皇族。清和天皇の第七皇子。王位は継承されなかった
<由来> (860)延暦寺3代目座主の慈覚大師円仁が草庵を通りかかったとき、老人の姿をした須佐之男命に会い、 「師我がために一宇(いちう)の社を建立せよ、若し国土に騒乱あらば、首に牛頭を戴き、悪魔降伏の形相を現わし、天下安全の守護たらん」との神託を受けた事が始まりと言われ、かつては牛御前社(うしごぜんしゃ)と呼ばれていたそうです。また、飛鳥時代よりこの地は牛の牧場があったことから牛嶋と呼ばれていました。江戸城の鬼門守護の神社の一社として徳川将軍家からも篤い崇敬されていた神社。 |
<5年に一度の例大祭と丑年の焼き物>
5年に一度の例大祭の年
神輿を牛が曳き、総勢50基もの神輿が牛嶋神社へ向かって渡御し、盛大に行わ(お守り)が作られる。
12年に1度の丑の年に、焼き物の(お守り)が作られる。
通年のお祀り
毎年9月の敬老の日の近くの土日
<牛頭天王> 牛頭天王は、京都の八坂神社のご祭神。 本地仏は東方の浄土の教主薬師如来であるが蘇民将来説話の武塔天神と同一視。 恐ろしい形相の為女人が近づかず酒浸りの日々。3人の公卿が天王の気持ちを慰める為狩りに連れ出した時、一羽の鳩が現れ八大龍王の娘のもとへ案内すると。 旅の途中宿を求めて、長者の古単に頼んだが貪欲な性格の古単は断った。古単の兄蘇民は貧乏だったが歓待し粟飯を振舞った。蘇民の親切に感じ入った牛頭天王は、願い事が全て叶う牛玉を蘇民に授け、のちに蘇民は富貴の人となった。 龍宮へ赴き、沙掲羅の三女の頗梨采女を娶り、 8年間で七男一女の王子(八王子)をもうけた。 牛頭天王は豊饒国への帰路、古単への復讐を図り、八万四千の眷属を差向けた為、古単は千人もの僧を集め、大般若経を七日七晩にわたって読誦させたが、法師のひとりが居眠りしたために失敗。 この殺戮の中で、牛頭天王は古単の妻だけを蘇民将来の娘であるために助命して、「茅の輪をつくって赤絹の房を下げ、『蘇民将来之子孫なり』との護符を付ければ、末代までも災難を逃れることができる」と除災の法を教示した。 『祇園牛頭天王御縁起』(Wikipediaより) |
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